代表メッセージ MESSAGE
社長である自分の使命は、未来に投資し、次世代が活躍できる環境を構築すること
人に恵まれている環境に
いたから挑戦できた
キャリアのスタートは、製薬会社のMR（営業）でした。MRは、病院を回り、自社が販売する薬についてドクターに話を聞いてもらう営業です。製薬のMRとして営業を続けていたのですが、仕事の広がりに限界を感じていました。
そんな時、エア・ウォーター・リンクの前身である西村器械に縁があり、入社することになりました。製薬のMRとして関われる範囲よりも多くの部分で価値を提供できるため、将来性を感じていたのが理由です。
ですが、その当時はちょうど変革期で、業績は好調とは言えず去って行った人も大勢いました。それでも自分は可能性を信じていたからこそ、諦めたくないという気持ちが強かったんです。その当時の先輩に「お前は何ができるんだ」と質問され、「業績を伸ばすことですかね」と答えたこともありました。
今考えると大それたことを言ってしまったと思いますが、その当時の私は挑戦したいという気持ちが大きかったのだと思います。言ってしまったからには「業績を上げなければいけない」と自分を奮い立たせることにもなりました。そうしてメンバーと協力しながら業績を上げ、拠点の責任者まで昇進したのです。
お客様とメンバーへの信頼が
今に繋がっている
業績を上げられたのは、協力してくれたメンバーだけでなく、お客様のおかげだとも考えています。お付き合いいただいていたお客様が、信頼を元にご依頼し続けていただけたのは大きかったですね。
また、どんな状況でも営業を続けられたのも、メンバーのサポートがあったからだと思います。どん底の中でも一致団結し、目標に挑み続けたからこそ、今があるのでしょう。
私は「会社のためには働かなくていい。家族や彼氏彼女、友人、自分のために働いてほしい。」とよく言っています。
例えば、役員の岡本は、プライベートでは野球のコーチをしています。人を大事にするところは、社員にも伝わっているのかもしれません。だからこそ、社員には健康面でも気を遣って欲しいです。
今後の成長のために
次世代に託す
令和元年の合併のときに、人事評価制度を時間をかけて変更しました。ただ、変更した人事評価制度には改良の余地があるので、あくまでもたたき台だと思っています。僕よりも若い世代の人たちと共に、改良していきたいと思っています。
社員に会社を「自分ごと」として捉えてもらえるよう、私自身の意見は言わずに、担当者が決められるような形にも変えています。会社として成長するには、自分たちで考え行動することが必要です。社長に逐一確認を取っている幹部では、周りの社員がついて行こうとは思わないでしょう。
以前、役員をやっていた頃、社長に確認を取ることが当たり前の会社でした。役員の私の意見はほとんど通らず、社長の意見が通っていました。社長の鶴の一声で変わるようなトップダウンの組織では、これからの社会では通用しないでしょう。だからこそ、社員一人ひとりが考え、実行できる組織にしていきたいのです。
さらに今後は、会社が手掛ける分野を医療だけにこだわる必要がないとも感じています。今の売り上げのほとんどは医療に関するものですが、エア・ウォーターという大きな母体があるからこそ、今後はさまざまな分野にも進出できると思っています。
合併時に、社名を「エア・ウォーター・リンク」に変更しました。そのときに、一般的に使われているメディカルにせずにリンクにした理由は、この先さまざまな分野に挑戦できる会社にしたいと考えていたためです。
グループとして手がける商品は、医療用品だけでなく、産業ガス・エレクトロニクス・エネルギー・農業・食品などがあります。
グループが商社化しているので、さまざまな商品を取り扱っています。今後もっと取り入れていくために、コアビジネスを確立して、足元を固めていきたいですね。
社員が頑張ってくれているおかげで、今はさまざまな分野に投資できます。新しい事業もいずれは作っていきたいですね。
幹部だけでなく、営業や事務のメンバーも含め、少しずつ会社としての雰囲気や文化が形成されてきました。幹部が上に立つときには、メンバーが前に進めるように、準備を進めていいます。
今の投資が次世代の育成に繋がり、会社としてさらに成長していけると感じています。
求める人材は、
新しいことに挑戦したい人
弊社で求める人材は、新しいことに取り組みたい人ですね。若いうちは失敗しても、人生の枠組みで見れば、大したことはありません。けれど、その挑戦を楽しめるかどうかは、重要なポイントです。
また、当たり前ですが、法とか道徳とか倫理観がきっちりしている人。昔から変わらないけれども向上心がある方もぜひ弊社でチャレンジして欲しいですね。
現在、世代を問わず、社内で挑戦できる環境を整えています。向上心があり、新しいことにチャレンジしたい方は弊社に向いていると思いますので、応募していただけたらと思います。
